Yagish 柏崎「これが、キッズラボの保育園ですか…。（外観が多角形で色使いもインパクトがある。驚いたなあ）」

キッズラボ 西原 優博「ようこそ。どうぞ中へお入りください。ここが園庭です。子どもたちに楽しく遊んでもらえるよう庭を広くしています。ニワトリもいるんですよ。毎朝、大きな卵を産んでくれています。よかったら、帰りに持って帰ってください。差し上げますよ。園庭には、木も何本か植えていますし、ちっちゃい山もあちらこちらにあります。平らな庭ではなく、敢えて凹凸を作りました。」

Yagish 柏崎「狙いは何ですか？」

キッズラボ 西原 優博「僕は、原体験を大切にしたいんです。この保育園の子どもたちも毎日にわとりを追いかけたり、木に登ったり、山の上に立ったりして楽しんでいます。そうした子どもの頃の思い出って、大人になってからもずっと残りますからね。」

ニワトリとの追いかけっこも子どもたちの日課です。

キッズラボ 西原 優博「建物の作りも色々工夫しているんですよ」

Yagish 柏崎「確かに、窓の色も大きさも違いますね…」

キッズラボ 西原 優博「部屋の形や大きさも全部違います。しかも、正方形にはしていません。画一的な作りにはしたくなかったんです。一人ひとりの個性を認める、褒める。それが、キッズラボの保育の特徴です。そんな想いをカタチにしています。

2階にも行ってみましょう。ネットが張ってありますよね。ここで子どもたちは、いつも楽しそうに飛び跳ねています」

Yagish 柏崎「（将来は、トランポリンの選手か？）」

キッズラボ 西原 優博「ネットから下を見ると、砂場が見えますよね。朝夕のお見送り、お迎えの時には、子どもたちがそこで良く遊んでいます。お母さん方も、保育士の先生と会話を交わしている時に子どもの姿が見えるので安心なんです」

このネットも、子どもたちならへっちゃらなのかな。

キッズラボ 西原 優博「部屋の中もぜひご覧ください。定員以上の子どもを預かれる広さですが、あえて抑えています。ここの特徴は、形や色が全部ばらばらだということ。しかも、廊下も子どもたちの遊ぶ場所だと伝えたくて、全部つなげています」

子どもたちの部屋も多角形。中央に手洗いの場所があるのが特徴です。

Yagish 柏崎「どうして手洗いの場所が、部屋の真ん中にあるんですか？（普通は壁際だよな）」

キッズラボ 西原 優博「手を洗う場所じゃなくて、水遊びができる場所だよって伝えたくてです。蛇口も対角線にして、子どもたちが周りに集まりやすいような配置にしています。床材は水に濡れても大丈夫になっています。

ここは絵本室です。私、本が大好きなんです。図書館のようにたくさんの本を置いたら、子どもたちの興味・関心が広がると思っています。好きなものを好きなだけ詮索できる場所にしたいと思ってつくりました。」

ここが、絵本部屋。何だか秘密基地のようですね（キッズラボ南流山園　説明資料より引用）

Yagish 柏崎「こっちの部屋には、煙突があるんですね。（煙突がついている保育園って、ユニークだなあ）」

キッズラボ 西原 優博「煙突をつけると施設っぽく見えるんですよ。こどもたちには、ここから『サンタクロースが来るんだよ』と言っています。夢があるじゃないですか。そういうワクワク感ってすごく大切だと思っています」

「この煙突からサンタクロースさんがやってくるんだよ」と説明しているんだそうです。

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